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アニマペット!動物飼育員がペットの飼い方を教えます。

犬や猫、ハムスター、ウサギ。ヘビにカエル、蟻や蜘蛛まで幅広く取り扱ってます動物飼育員が身の回りの生き物の飼育方法を教えます!

ペットウサギのおやつを栽培。新鮮な草をあげてストレス解消しよう。


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ウサギの一日の生活リズムを知っていますか?

朝は天敵たちよりも早くに起きて、朝露を浴びた新鮮な草を食べ、夜寝ます。

飼育かだと、この生活リズムとは違うリズムを過ごすことになるでしょう。

それが悪いことに繋がるかと言えば、一概にはそうとは言えません。

しかし、いろんな動物を見てきて思ったのが、飼育かでの贅沢というのは「より自然界に近い食事や飼育環境」ではないのか、ということです。

なるべく新鮮な草をあげる、自然界を再現した隠れ家を作る。

どれも自然界には当たり前にあって、飼育かでは用意しにくいものですよね。

ということで、今回はペットウサギの贅沢な食事について考えていこうと思います。

ウサギの一日

冒頭でも触れましたが、ウサギの一日はどのような生活を送っているんでしょうか。

まず夕方から朝方にかけて、天敵の活動が緩やかになる時間帯に最も活発化します。

その時間に食事や排泄を行います。

その為、天敵の動きが活発化する昼間は食事はあまりとりません。

その間はなんと自分の糞を食べて過ごすのです。

実はウサギの最初の糞はまだ栄養が完全に吸収されておらず再度取り込むことでその残りの栄養を吸収するのです。

穴の中で糞を食べている内に昼は終わり、夕方が来て、また、最初のサイクルに戻ります。

大好物は新鮮な草

ウサギが早起きしてまで食べたいものと言えば、やはり新鮮な野草です。

自然界では貴重な水分が豊富に含まれているのと、しゃきしゃきとした食感、朝日を浴びてたっぷりと蓄えられた栄養がその理由です。

飼育かでの食事は乾草やペレットいった人の手が加えられた食べ物ばかり。

それらが悪いものというわけではありません。栄養バランスに優れていて、肥満対策などの用途によって使い分けることができます。

ですが、自然界での食事に比べると咀嚼数や食感が全然違います。

実は野生のウサギたちは草を食べる際、草をちぎる音や感触、食感や咀嚼である程度ストレスを軽減させているのです。

なので、飼育での食生活を続けていると少しずつストレスが貯まって、将来的に病気に繋がってしまうんです。

では、その病気はどうやって防ぐのか。

答えは簡単です。

たまに、自然界の食事を取り入れればいいんです。

そうすることで食事から来るストレスをかなり軽減させることができます。

食事に自然食を混ぜよう

しかしながら、新鮮な草を日々の食事に取り入れるのはコレまた大変ですよね。

新鮮な、と言っている以上は摘んでから保存は出来ませんし…。

家に庭がある人なら野草の入手は簡単ですが、アパートやマンションに住む人は簡単にはいきませんよね。

特に都会になればなるほど草入手の難易度は増します。

そこでおすすめなのは自家製栽培です。

もう餌を自分で育ててしまうんです。

成長の早い植物なら収穫のサイクルも早くおすすめです。

特にオオバコやチモシー、イタリアングラス辺りはすぐに延びてくるのと切ってもまた生えてくるので何度も収穫が可能です。

ただ、回数を重ねる毎に歯が固くなるので老ウサギには向かないので植え替える必要が出てきます。目安は三回~五回ですね。

イタリアンライグラス

成長が早く、日当りのいい場所ですと2か月ほどで収穫できる牧草です。

寒さにも強く、日本の各気候で育てることが出来るのが強みですね。

チモシー(ティモシー)

多年草で、あらゆる草食動物の餌として使われます。

何度も収穫ができ、単価も安いのでコストパフォーマンスが良いです。

栄養価は他の牧草に比べるとやや劣りますが、バランスがとれている為肥満にもなりづらいので基本食として与えられています。

栽培の手順

最初に種を蒔くときはプランター内に敷き詰めるように蒔きましょう。

発芽してから伸びの良いものを選んで、他は抜くといいです。

この方法の理由は、種が発芽しないものもあるのと成長にも多少の誤差がある為です。

プランター内の面積も限られているので、ある程度は抜かないと栄養がすべての芽に届かないのでこうして選別するのです。

栽培す時間が無い、手間をかけられないって人は苗で買うのもアリです。

庭がある人はこの植木をそのまま庭に植えこめば自然繁殖が期待できます。