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アニマペット!動物飼育員がペットの飼い方を教えます。

犬や猫、ハムスター、ウサギ。ヘビにカエル、蟻や蜘蛛まで幅広く取り扱ってます動物飼育員が身の回りの生き物の飼育方法を教えます!

デュビアって知ってる?栄養満点な爬虫類の餌を繁殖してみよう!

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爬虫類飼育をするうえで、どうしても必要になるのが餌。フード系だとお金がかかるし、勝餌は繁殖していない限りは定期的にコオロギやミルワームを買いに行かないといけないし…

そんな人に私が伝えたいのは「無限に増える餌がある」ということです。

これさえあれば、餌代を、手間を気にしなくて済む!

一体何のことか、以下、詳しくまとめてみました。

<目次>

デュビアって知ってる?

爬虫類上級者になればおそらく聞いたことがあるのではないでしょうか。飼育歴が浅い間は聞き慣れない名前ですが、覚えていて損はありません。

デュビアとは、和名アルゼンチンフォレストローチという虫のことです。

ローチ、ということは、そう、ゴキです。ゴキブリです。

でも、見た目はゴキブリというより、ダンゴムシに近い印象です。

なぜ、このデュビアがおすすめなのか、理由は以下にまとめました。

デュビアのおすすめポイント

 ⓵高たんぱく

爬虫類の餌で必要になるのがタンパク質です。

勿論コオロギやミルワームにも含まれていますがデュビアの場合、約二倍ほどの含有率を誇っています。飼育下でのデュビアの餌をキャベツやレタスなどに変えればビタミンやミネラルの含有率を上げる事も出来るので飼育の際、デュビアだけあれば大丈夫と言われるまであります。

ちなみに、レオパの場合コオロギやミルワームのみを与えた個体は10年生きたのに対し、デュビアを与えた個体だと寿命は20年と大きな差が出ました。

 

⓶脱走力がほぼ皆無

ゴキの嫌な能力の一つが壁を這う力ですよね。でもデュビアはつるつるの壁は歩けません。さらに飛ぶ力もありませんし、動きもゆっくりです。まさに食べられるための生物といっても過言ではありませんね。

 

⓷桁外れの繁殖力

よく、家でゴキを見たら100匹はいると思え。何て言われましたが、デュビアも同じゴキです。温度管理をしておけば一年中繁殖を繰り返します。久しぶりに確認したら子供が増えてる~なんてこともよくある話です。

 

⓸鳴かない

コオロギ飼育で嫌なのが夜間に鳴く、という所ですがデュビアには鳴く力が無いので静かです。

 

⓹飼育はほぼ放置でオッケー

飼育環境が揃えば、餌を入れて置いておくだけオッケーです。ケースのふたも閉めっぱなしで大丈夫です。むしろ開け閉めする方が繁殖の妨げになってしまいます。詳しくは↓で

 

飼育に必要な道具

ケース

プラケース。もしくは衣装ケースを飼育数に応じて用意しましょう。

面白い事にこのゴキブリは動きが遅いうえに壁を上ることが出来ません。

その為、プラケースや衣装ケースがおすすめというわけです。

ちなみに、特大のプラケースや、衣装ケースであれば500~600匹は飼うことが出来ますが

まあ・・・この数を必要とするのは専門のブリーダー、もしくは動物園くらいでしょう。

一般家庭で、大型の爬虫類を飼育している人であれば20~30匹いれば事足りるはずです。

使用料と頻度を見て、ケースや生態数を調整しましょう。

床材

おすすめはウッドチップです(デュビアが見やすいから)。基本的は砂でも新聞紙でも何でもいいです。これをケースに浅く引いてください。厚くしてしまうと潜り込んで数の把握がしにくくなります。

あとは紙で出来た卵パックだも良いですね。

床に敷くだけで表面積を増やせますので多数飼育に向いていますし、紙が空気中の湿気を吸ってデュビアの生きやすい環境を作ってくれます。

 餌

基本的に雑食です。たんぱく質を上げたい場合はキャットフードやドッグフード。

ビタミンやミネラル分を上げたいなら野菜「キャベツやレタス」。

水分を補給したいなら昆虫ゼリーを用途に分けて与えていきましょう。

しかし、昆虫ゼリーは添加物を含んでいるものもあるので爬虫類ゼリーを与えた方が良いですね。

 デュビアが良く食べる時間は人の動きが少ない夜間です。

その時間に食べきれるだけの量をあげましょう。

体験談としては10ペアのアダルトで、キャットフード3粒を一晩で食べきります(温度は26~28くらいだったと思います) 残った餌は回収しましょう。ダニが沸いてデュビアが住みにくくなります。

飼育を助ける便利アイテム

ピンセット

必須ではないのですが、いざデュビアを爬虫類にあげようとした時触るのに抵抗がある場合があります。

そんな時にピンセットがあれば便利なので、用意しておいた方が良いでしょう。

金属製では爬虫類が傷ついてしまう恐れがあるので木製、もしくは竹製の物を使いましょう。

ヒーター

冬場は室内とはいえ、かなり冷えます。

その為、カーペットタイプのヒーターを設置する必要があります。

全体を包む必要はないのですが、床の半分を暖めるくらいの面積はほしいですね。

(暑い時に逃げられるように)

また、カーペットタイプのヒーターは汎用性が高いので、他の爬虫類飼育でも小動物飼育でも活躍するので、置いておいても損はないです。 

おすすめはみどり商店のぴたりヒーターです。 温度を感知して一定を保ってくれるので難しい温度管理を楽にしてくれます。

繁殖のコツ

デュビアの本能を利用した方法です。この種類はケース内での密度を高めれば高める程フェロモンを出すので繁殖率が上がります。増やしたい場合は密度を上げていきましょう。

さらに、温度が27度前後だと、成長スピードも上がるので効率よく量産することが出来ます。おすすめです!

子供の爬虫類にはデュビアのベイビーをあげるので、このような繁殖方法をすればベイビーが尽きることは無いでしょう。

 

www.animapet.shop

 

四季の温度変化を再現することでデュビアを活発化させる目的があります。

色んな生き物に食べさせよう!

 デュビアは万能です。大きく育てれば大型爬虫類に、ベイビーサイズなら小型の爬虫類や両生類にも与えられます。

最後に 

デュビアの飼育は本当に簡単です。ですがその反面、失敗談もよく聞きます。それは飼育の中に潜む弱点を知らないからこそ起きる失敗です。デュビアの弱点が蒸れです。

乾燥材を入れたら~や、おからを混ぜたら~や、温度を上げ過ぎたなどです。

繰り返し言います。基本的にほぼ放置で行けますので、特別何かをする必要はありません。それが後に全滅のような大きな失敗に繋がりますので。

餌とはいえ、これも命です。他の命の糧に出来るように管理をすることを意識して飼育に励みましょう。

注意:稀にデュビアに愛着が沸く人がいます。爬虫類飼育そっちのけでのデュビア飼育は避けてください。