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アニマペット!動物飼育員がペットの飼い方を教えます。

犬や猫、ハムスター、ウサギ。ヘビにカエル、蟻や蜘蛛まで幅広く取り扱ってます動物飼育員が身の回りの生き物の飼育方法を教えます!

これから子猫を飼う人必見!プロが赤ちゃん猫の育て方を全部教えます


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赤ちゃん猫との出会いは人それぞれです。保護や引き取り、購入などなど・・・。いずれにせよ、あなたは一つの命を育てていく責任を持ったわけです。正しいお世話の仕方を身に付け、立派な猫に育てていきましょう!

赤ちゃん猫の成長過程

 

生まれてからすぐの赤ちゃん猫は目も開けられませんし、歯もありません。耳も聞こえませんし鼻も聞きません。なので、誰かの助けがないと簡単に死んでしまうのです。

けれど、その成長スピードはとても速く、一週間刻みにみるみると成長していきます。

生後2週間まではほぼ付きっ切りでお世話をしていきましょう!

 

2週間経てば目も開きますし、歯も生え始めます。耳も聞こえるようになり、ある程度の歩行能力もつきます。

この頃からしつけも出来るようになりますので、一つの区切りとして見てもいいでしょう。

 

目を離せない時期

 

生まれてから1週間経つにつれ、1週齢2週齢と呼び分けていきます。また、その週齢に合わせた育て方をしていきます。

最も目が離せないのは、やはり1週齢ですね。

この頃は猫自体も未発達なので体温管理や食事、排泄は人が手助けしてあげないといけないという事を知っておいてください。

 

1週齢の育て方

 

母親がいれば殆どの世話はしてくれるのですが、保護や購入という母親がいない状況では人工保育となります。

ポイントは以下、まとめました。

 

〈食事〉

・市販の子供用ミルクを使用します。胃が小さく消化が早いのでこれを3時間おきに与えてください。

〈排泄〉

・排泄も猫自身では行えません。ぬるま湯で濡らしたコットン(ティッシュでも可)で肛門周辺をトントンと優しく刺激しましょう。出てきた排泄物は優しくふき取ってあげましょう(この時、便は燃えるごみとして捨てましょう。水には溶けにくいのでトイレに流すとつまりの原因になります)。

〈体温の維持〉

・湯たんぽをタオルで包み、段ボールの中に置いておきます。段ボール全体を温めるのではなく、一部だけを温めてください。赤ちゃんが熱いと感じたらすぐに逃げられるように意識しましょう。

〈スキンシップ〉

・子猫は生まれてすぐの状態では血行が悪く代謝も良くないです。その為時折人が撫でて、血行を促してあげないといけません。

本来、これは母猫が子猫の体をなめる事で解決するのですが、母猫がいない場合などは人の手で積極的にスキンシップをしましょう。

 

社会化期の育て方

2週齢以降の猫を社会化期と言い、この頃から猫は色んなものに興味を持つようになります。目も開き、耳も聞こえ、動きも活発化してきますが体温調節などはまだまだ未熟なのでこれまでと同じように面倒を見てあげましょう。

しかし、社会化期に入ることでお世話の幅も広がりますので、下記の項目を導入してもいいでしょう。

 

〈馴化〉

・色んなもの、いろんな動物、人に合わせていきましょう。この時期に閉鎖的にしていると後に人見知りや攻撃的になり易くなります。家にお客さんや友人を招き、積極的に触れてもらいましょう。

 〈しつけ〉

・ブラッシング、爪切りやトイレトレーニングが出来るようになります。こちらもスキンシップの時間に合わせて行っていきましょう。

 〈コミュニケーション〉

・音が聞こえるようにもなるので、触れる時に名前を呼んであげましょう。最初は特に反応を示さなくても徐々に耳がぴくぴくするなどの反応が出るようになる筈です。

この時の呼び名は猫の混乱を避けるため、統一しましょう

また、社会化期の後半になると、おもちゃでも遊べるようになりますので遊びの時間を増やしてもいいでしょう。

〈離乳食・キャットフード

・1か月目には離乳食へ切り替えていきます。これは市販の栄養食でも構いませんし、子猫用のフードをミルクで柔らかくして与えるのもいいでしょう。とにかく、固形物に馴れさせるのがポイントとなります。

・2か月経てば歯も生え始めるので、子猫用のキャットフードを与えましょう。もし、なかなか食べない場合はぬるま湯でふやかしてあげてみてください。

 

ワクチン接種の時期・ポイント

 

野生の猫の場合、病原菌に対する抗体は母親の初乳から受け継いでいきますが、その効果もすぐに切れます。引き続き母乳を飲まないと抗体の維持は出来ませんが、それが適わないなどの状況ではワクチン接種の必要性が出てきます。

最初の一年間は時期を開け、合計2回行います。

 

〈2か月目の接種〉

・最初の抗体の切れ目です。

〈3か月目の接種〉

・一回目の接種で免疫細胞に記憶させた菌の情報を根付かせる役割があります。最初の接種から一か月開けることが重要になるので、期限は守りましょう。

 

4か月以降のお世話

 

ここまでこれば、子猫はしっかりとした猫になっている筈です。あとは飼いネコとしての本格的な準備に移っていきましょう。

 

〈避妊・去勢〉

・猫の繁殖能力を無くします。聞こえは悪いのですが猫は交尾でほぼ100パーセント妊娠します。何かしらの原因で脱走し、オス猫に出会ったら?子供を孕んだら?飼いきれるならいいですが、それが適わないのであれば避妊しましょう。

さらに避妊・去勢を行う事で発情時の鳴きや、マーキング行動、ソワソワ感を一気に減らします。オス猫の場合、これをしないとしつけの難易度が一気に上がります。

手術のベストは6か月~1才までです。それ以降、未満は問題行動の継続や、体力の未発達による術後の影響が怖いので慎重に行いましょう。

 

〈健康診断〉

・6か月になったら健康診断を受けましょう。これは獣医さんが行うのでついでに避妊の相談もしてみましょう。これ以降の健康診断は基本1年おきにしていきます。

 

〈餌の切り替え〉

・一般的に一才が最適と言われています。勿論それよりも早まるケースもありますが、様子を見て大人用のキャットフードへ切り替えていきましょう。

 

まとめ

 

さて、最後になります。

ここまで見て、どう思いました?大変だと思いました?

ぶっちゃけ言いましょう・・・

 

 

 

 

めっちゃ大変です!

 

離乳食やら、しつけやら、去勢やら。しかもゲームみたいに決まったタイミングで成長イベントとかがあればいいんですが、動物相手にそれは無く、その子その子によっての個体差もありますし・・・見極めるのが超難しい!

 

でも、それを経験しているからこそ、将来あなたがその猫に抱く愛情特別なものになる筈です。

家族として、友達として、相棒として。猫の存在意義は千差万別です。

 

あなたにとってその猫がかけがえのない存在になることを、私は心から願っています。

最後までの閲覧ありがとうございます。