読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アニマペット!動物飼育員がペットの飼い方を教えます。

犬や猫、ハムスター、ウサギ。ヘビにカエル、蟻や蜘蛛まで幅広く取り扱ってます動物飼育員が身の回りの生き物の飼育方法を教えます!

初心者必見!現役トレーナーの怒らずに噛まない犬にする方法

最近では、ペットを飼うことは珍しくない世の中となりました。戸建ての住宅だけでなく、ペットと同居可能な集合住宅も増え、街中のマンションでも簡単にペットを飼うことが可能な時代です。しかし、当然のことですがペットを飼う世帯数が多くなるほど問題も発生します。鳥や魚などの小型の小動物くらいなら、それ程問題とはなりませんが、犬や猫になると鳴き声やふんの始末等、住民同士のトラブルが後を絶たないようです。そこで必要不可欠なのがペットのトレーニングです。

 

 
f:id:datukun:20161106232705j:image

しつけの必要性

 

特に、犬はしつけることができますから、自分の犬をきちんとしつけて気持ちよく飼うことが重要なのです。最近では、犬に関してはドッグトレーニングを行うスクールが開校されています。

 

子犬のうちからドッグトレーニングを行い、ふんの仕方から、鳴き声、歩き方など、主人に忠実になるようにトレーニングするとよいでしょう。

 

しかし、中には「なぜ犬にしつけが必要なのか」「そこまでしなくても」と思っている人も多いかと思います。

 

これは、やはり近隣住民の事を考えて、犬をトラブルなく飼いたいならばドッグトレーニングは必要なことだと思います。

 

例えば、あなたの自宅の近所の人が犬を飼っており、毎晩毎晩鳴かれたりしたらやはり迷惑ですよね。そうならないためにも、ペットと暮らすマナーとしてドッグトレーニングがおすすめです。

 

 

しつけの基本

 

基本的なところから見ていきましょう。

 

私たちが行っている方法としては

⓵誘導→⓶成果→⓷報酬です。

 

⓵ですが例えば吠える犬に対して吠えさせないよう人間が手助けしてあげます。

吠えた瞬間大きく手を叩き、犬が一瞬でも吠えない時間を意図的に作り出すわけですね。

次に⓶です。これは「吠えない」という行動をさします。

 

⓷報酬は吠えない行動が出たことに対して、報酬として褒めるなど犬が喜ぶことをしてあげます。

 

褒める時に、必ずしも撫でてあげれば良いというわけではありません。

褒める際、触られて嫌がる子に対しては方法も変わっています。

人がいなくなることがうれしい子もいます。

 

自分のペットをしつける時、飼い主さんの動きに対してペットがどんな反応をしているのかをよく見て、その子に合ったしつけ方をしてあげましょう。

 

 全ての動物は行動の後に良い事が無いと行動を繰り返しません

 

つまり、吠える犬も噛む犬も総じて行動の後に良い事が起きている筈です。

 

吠えた後に人が構ってくれる、噛んだことに対して何かしらのアクションを起こしている。

 

実は犬の問題行動のほどんどは人間が作ってしまっていたんですね。

 

 

問題行動の修正

 

問題行動を治すにあたり、以下の方法があります。

 

①消去

行動の後に出る刺激を完全に無くします

噛んでも何も起きないのが続くとそのうちこの行動は頻度を無くしていき、消えます。

噛んだ後に飼い主さんに構ってもらうのが好きな子に対して有効ですが噛む事自体が好きな子には使いにくいですね。

 

②対立行動法

噛む行動とは口を開ける事が大前提ですよね。

対立行動法は口を開ける行動とは反対の行動を強化していくことで噛む行動を減らしていく方法の事言います。

手を出して、噛まない事をほめていきましょう!


③他行動分化強化

これはかなり難しい修正方法ですね。

噛む、以外の全ての行動を褒めていきます。

そうすることで噛む行動の頻度を下げる方法ですが手間の多いやり方ですね。

けれど、上手くいけばピンポイントで問題行動を減らすことが出来ます。

 


しつけ力を鍛えよう


全ての飼い主さんに伸ばしてほしいのは飼育技術や知識量よりも観察力です。

褒めるタイミングはここで大丈夫なのか、何を褒められたかが伝わったのか。

そこを見極めていく力が飼い主さんには必要なのです!

 

普段からペットを眺め、「あれ?何で吠えるんだろう」とか「ずっと同じ方向を向いてるけど何かを気にしてるのかな?」など一つ一つの行動の理由を考える癖をつけると観察力は自ずとつくでしょう。

 

飼育員が勧めるしつけの教科書

 

私が動物の管理を学ぶ際、参考にした資料を以下まとめました。

 

①うまくやるための強化の原理
これは飼育員になってすぐに上司に進められたもので、入門編というだけあり、本は薄く、内容もしっかりとまとめられて分かりやすいです!

アニマルトレーニングの基礎が乗っていますのでここを押さえておけばひとまず大丈夫でしょう。


行動分析学入門
行動分析学はもともと人間の心理学の応用編です。この本では人に対しての行動修正を例に出してくれるので分かりやすかった印象です。
ただ、分厚いので本に慣れない方がいきなりこれを選ぶとほとんどの人は妥協します。

 

③はじめての応用行動分析
②と同じく分厚い本です。
内容は人間よりも動物よりで、応用編というだけあり、内容は少し難しくなってます。
ですが、上記の本に比べ実践的な内容なので基本を学んだ人にはお勧めの一品。


最後に


ペットのしつけは飼い主の義務です。が、反対派の人もいます。

 

ペットを自由にさせたい、人間の都合を押し付けたくない、という人たちです。

 

なので誤解が無いように言いますがしつけは命令ではありません


しつけとは動物が勝手に、自由にした行動を褒めているだけです。つまり動物が私たちのしてほしい事を自分達で選んで行っているんです

 

反対派の人はああ言っている半面、噛まれたりしたらやはり怒る人もいます。

 

私のしつけは怒りません。

 

怒らないしつけと怒るしつけ

 

どっちがいいかはみなさんが選んでくださいね。